Andy G and The Roller Kings

Ex-Devil Dogs、Rat Bastards、ニューヨークが生んだ新世代ガレージパンクの鬼才、
The Fabulous Andy Gこと、Andy Gortler率いるロッキンガレージパンクバンド、一応ソロ名義なのかな。
結成は90年代後半位かな、ともかくDevil Dogs、Los Primos以降に結成されたのは間違いないだろう。

通常のギター、ベース、ドラム編成にサックス2本、あるいは入れ替わりでピアノを入れた4人体制。
ロックンロール/ガレージをベースにした、ダンサブルなロックサウンドが特徴で、相も変わらず
合間、合間でカモーン/ベイベー/ロケンローと臆面もなく叫び続けるAndyのダサカッコよさは健在だ。

Andy G and The Roller Kings [SelfTitled]

Andy G and the Roller Kings

お馴染みSympathy for the Record Industryから2001年リリースの10 Inch EP/CD
軽快なパブ系ガレージロックンロールを書かせたら、世界でもAndyに敵う相手はそういないんじゃないかな。
衰え知らずのソングライティング/メロディセンスと、隙間にもギッチリ埋めこんだカモンベイベーの掛け声で、
誰しも自然と手足が動き出す熱く、楽しい好盤。EPと言うことで、5曲しか入ってないのが本当に惜しいです。

ピアノまで入って、パブ系サウンド一直線な名曲Summertime Girls収録。そしてクソ陽気な曲だらけの中、
D.Dogs時代のI Don't Know What I Wantを思わせるちょっぴりセンチなStay Awhileが〆、完璧すぎる。
ちなみに本作リリース以前にも、5曲入りデモテープを自主でリリースしているが、内容はこれと同じらしい。

Notes:

関連バンド:Devil Dogs(前身バンド)

Sound of the Day