80年代前半には既に活動を始め2006年現在も現役の超大御所パンクバンド
初期〜解散までのサウンドは同世代の多くのバンドと同様にハードコアだったが、
再結成後はメロディアスなギターを取り入れて、90年代メロディックパンクバンドの多くに影響を与える。
一時期バンドはEpitaphを離れメジャーにいたが、現在はまたEpitaphに戻った模様。
またメジャー移籍頃より、みんな大好きEx-Dag NastyのBrianがギターとして加入している。
初期Bad Religion(解散まで)の音源をまとめたコンピレーション、92年Epitaphからのリリース
中には現在の彼らを感じさせるメロディックパンクサウンドも若干見受けられるのですが、
殆どは80年代USハードコアそのものとも言える、荒々しくファストなナンバーとなっています。
ただし独特なボーカルの声質はこの頃から変わっていないようですね。
Empire Strikes Firstの発売と一緒にHow Could Hell Be Any Worse?(編集盤)がリイシューされたので現在は廃盤?
もしかしたら微妙にレアなのかもしれませんがリマスター音源のHow Could〜の方が音は良いかと思われます。
BRの黒歴史、83年Epitaphからリリースされた幻の2nd
一時期Epitaphのサイトですら存在を隠していたアルバム(Sufferが2ndだと書いていた)
肝心の内容ですが、流石黒歴史と言われるだけあってそれはもう凄まじく、
1曲目から、まるで一昔前のアニメのオープニングのようなニューウェーブっぽい、
シンセサイザなどが大フィーチャーされたピコピコサウンド、そして以降も…
80-85とSufferの間にこのアルバムがあるなんて誰が想像できるでしょうか?
怪しいブートレグ盤が多数フォーマットで存在するようですが、正規のリリースは12Inchのみ。
95年リリース、Epitaph時代の総決算的ベスト盤。
選曲はツボを抑えてありますし、ライブ音源などボーナストラックもGood
理想的ベストアルバムと言っても過言でないでしょう。
メジャー移籍2作目96年リリース、9thかな。
移籍後の彼らのアルバムはどれもEpitaph時代に比べパワーがなく、これも力不足が否めないです。
PunkRockSongなど良い曲もあるんですが、ちょっと厳しいかなぁ、後半力尽きてダレてます。
メジャーからEpitaphに戻って2002年リリース、12thかな。
メジャーに行ってからパッとしなかった彼らでしたがここに来て見事に復活。
1曲目Super SonicからBrokenまでの4曲のパワフルなメロディーとシンガロングにうっとり。
そして5曲目のDestined For Nothingでは年甲斐も無くイエアヘーィ!なんて言っちゃうGregが最高。
スピーディーでメロディアスなギター、Gregのボーカル、タイミングよく盛り上げるコーラス。
Bad Religion最高傑作。
Epitaph復帰2作目、2004年リリースの13th
前作がよかったので期待してたんですが、まぁ佳作程度ってとこかな。
ポップ曲のLA Is Burningあたりは、ちょっと正直ツライかなとも感じましたが、
Atheist Peace(無神論者の平和)や、メタルっぽいSinister Rougeなんかはなかなかグッときますね。
ちょっとアルバム中盤がダレ過ぎなのが残念かも。