Hooton 3 Car

90年代後半にイギリスで活躍したメロディックパンクバンド
SnuffやLeatherFaceなどの先人たちを消化した、イギリスHuskerスタイルの雄。
暗く切ない、湿った激情ギター掻き鳴らす独特なサウンドスタイルが特徴的。

解散後はギターのChrisがOhnoExpressを結成。

Spot Daylight

Spot Daylight

Leather FaceのFrankieプロデュース、おなじみBossTuneageからリリースの12Inch
個人的な事を言うと廃盤、プレミアなどのオタクホイホイに釣られて買ってしまった1枚。
この頃はまだ大人しめな感じかなぁ、後期に比べるとポップにすら感じるかもしれませんね。

全部で4曲、現在はディスコグラフィー盤もあるんでコレクターズアイテムのそれ以外でないかな。
あとはそうそう、当サイト名の由来であるSound of The Dayが入ってます。

Cramp Like a Fox

Cramp Like a Fox

Frankieプロデュース、out of Stepから96年リリースの1st
この辺りまでの彼らは後期に比べて若干ポップな曲が多いのですが、
それがもたらすバランスが実に絶妙でして、その薄暗いメロディックパンクは非常に面白い。
他のアルバムに比べてSlug、ThingsなどGrahamのボーカルを聴かせる曲が多いのもこのアルバムの特徴かな。

ジワリと染みるメロディーが感慨深い、Hooton3 Car最高傑作。

Recordings 1994-1998 [Compilation]

Recordings 1994-1998

解散後の2003年、Cracckle Recordsからのデイスコグラフィー盤。
Hooton 3 Carが解散までにリリースした全曲をほぼ網羅したお得なCD、音質もなかなか。
大袈裟にすら感じるメロディアスなギターの轟音、唸るGrahamがCD2枚に全部で46曲。
派手では決してなかったが、染み入るようなぼんやりした輝きはまだ消えていないはず。

切なく響く硬質なメロディックギター、90年代を駆け抜けたHooton 3 Carの軌跡。

Notes:

Sound of the Day