USニューヨークはビンガムトンのポップ/メロディックパンクバンド。
適度な速さ、メロディックな楽曲、合唱スタイルのツインボーカル等が印象的。
結成は2002年くらいかな、彼らの1stEPの頃のサウンドはイーストベイ的なポップパンクでしたが、
後のアルバムではJawbreaker辺りを思わせる、哀愁漂うメロディックパンクバンドに変化しています。
Idiot Recordsより2006年リリースの単独1st 7
前述の通り、本作はイーストベイ的な野暮ったいポップパンクサウンドが特徴、
畳み掛けるスピーディな荒い演奏が特徴的なCalculated Riskは中でも一番その傾向が強いかな。
どこか野暮ったいパワフル、キャッチーな合唱スタイルのツインボーカルが気持ちイイ、傑作!
Crafty Recordsから2007年リリースのV.A
計8バンド、それぞれ2曲ずつ合計16の未発表曲を収録した贅沢なV.A
Nancyは1st EPの延長線上的ラフポップパンクの佳曲Excellent Adventureと、
哀愁漂うメロウなBogus Journeyの2曲を収録、1stEPが気に入ったならこっちも聴いてみるといいかも。
Ergs、Unlovables、Steinways、Lemuriaなど、他の収録バンドも豪華なオススメのV.Aです。
SexCellsより2007年リリースの1stフルレングス
これまでの音源に比べて、シリアスなメロディックパンクサウンドに転換したNancy、
哀愁溢れるメロディックなリフと、それに合わせて変化したボーカルスタイル、
サウンド面は大幅な変化をさせるも、相変わらず良い曲書きますねぇ。
これまでのポップパンクテイストも含めて消化させた表題曲から、メランコリックなナンバーまで、
様々なサウンドがごった煮状態、Dead Mechanicalと共に2007年USメロディックパンクを代表する名盤でしょう。