アメリカ西海岸はオレンジカウンティ出身のメロディックパンクバンド
Epitaph在籍中に3rdアルバムSmashが大ヒットし、一気にメインストリームの仲間入りを果たす。
その後はメジャーに移籍しますが、自身のレーベルNitroを立ち上げ、ローカルのバンドや、
往年のバンド達を積極的にサポートしていたりもする。
良くも悪くも、彼らやGreen Dayからパンクシーンに入っていった人は少なくないかと思います。
最近の作品もセールスは悪くないみたいですけど、やっぱりイマイチ。
1989年リリースの1st、オリジナルはNemesisから。
画像のモノは95年にSmashのヒットを受けてNitroからリリースされた再販盤。
この頃のサウンドは、Samoans、Adolescents辺りの西海岸パンクの影響が非常に強く、
内容自体も良くないので、本当にコレクターズアイテムと考えた方が良いでしょう。
ちなみにネメシス盤のジャケットはギターを抱えたエイリアンが、
人の腹から飛び出しているスプラッタなイラスト、ついでに12Inchオンリー。
01年辺りのプレスからKill the Presidentが収録曲からひっそり消えた(自粛した)模様。
Epitaphからの2nd、セールスは(Smashの追い風もあって)良かったらしい。
音も1stに比べるとかなり"Offspring"らしくなっている。
この頃の影のあるサウンドにはファンも多いが、最近のセットリストには滅多に入らない。
Epitaphから94年リリースの3rd、セールスは脅威の1000万枚
妙に高いボーカルと激しくもチープな演奏、いい意味でも悪い意味でもOffspringのアイコンのような作品。
Epitaphからメジャー(コロンビア)に移籍して97年リリースの4th
全体的にスピーディなメロディックパンクの曲が多く、それが高音ボーカルと良く合っているように思います。
一番彼ららしいスタイルなのに、以降はよく分からないポップソングになってしまうのがなんとも…
ちなみに1曲目のDisclaimerで大袈裟に喋るオッサンはご存知Jello Biafraですね。
メジャー移籍2作目となる99年リリースの5th
どういう意向か変なポップソングが多い、セールスは非常に良かったようですが。
2000年リリースの6th
2003年リリースの7th
この辺りでドラムがEx-Rocket From The CryptのAtomに交代
ただしSplinterのレコーディングではJosh Freethがドラムを担当していたようです。