Peace of Bread

東京は八王子のメロディック/ポップパンクバンド、結成は恐らく90年代後半頃かな。
バンド名の由来でもあるSprocket Wheelにも通じる、どこか野暮ったい、
メロディックなギターとパワフルな土屋氏と江畠嬢による男女ツインボーカルが非常に心地よい。
お約束ですが、Cigaretteman、Water Closet(Ex-S.Wheel)辺りに近いテイストのバンドですね。

そしてメンバー土屋氏は何を隠そう八王子のレコード店、Senseless Recordsの中の人。

Peace of Bread/Dirt Bike Annie [Split]

Dirt Bike Annie/Peace of Bread

Water Slideより2005年リリースのスプリット7Inch
ニュージャージーの男女混成グレートポップパンクバンドDBAとまさかのスプリット。
購入当時の僕はDBA目当てで、POBはオマケ程度だと思ってたのですが、蓋を開けてみてビックリ、
この音源ではPOBがDBAを完全に喰ってしまってます。

特にPOBサイド、2曲目のWill Be Here TogetherはPeace of Bread屈指の超名曲でして、
UKメロディック譲りのギンギラギンなギターと、男女2名のツインボーカルの掛け合いはもう最高!

Discography 2000-2005 [Compilation]

Discography 2000-2005

Water Slideより2006年リリースのディスコグラフィー盤
これまでのスプリットやデモ等に加え、廃盤だった1stをまとめ、更にリマスターしたCD。
リマスターが効いてるだけあって旧音源より音質は良くなっていますし、こりゃお得。
比較的最近の曲はどれも佳曲揃いなのですが、中でも前述のWill Be Here Togetherと、
VAに収録されていたらしいMotor Cycleの名曲2曲は白眉の出来です。

5-Songs

5-Songs

2008年、自主リリース(PBCD-003)されたCDEP
メロディックかつドラマチックな曲展開、野暮ったい男性ボーカル、透明感溢れる女性ボーカル。
作品を追う毎に確実な成長を見せてきた彼らですが今作も例外なく、そして素晴らしい。

フルレングスではありませんが、収録されている5曲どれもがよくできていて全音源の中でもオススメ。
個人的にはサビでの2人の掛け合いが印象的なIt is Not You of Me Aloneがお気に入りです。

Notes:

Sound of the Day